どうも!フローデザインです。
今回はスペシャルインタビュー!特にテーマを設けません。システム業界の現状を色々と伺わせてください。
はい。よろしくお願いいたします。
長いコロナ禍から社会全体が落ち着いてきたと感じています。
システム業界ではリモートワークに変化が起こっていると聞きます。
はい。昨今の出勤体系は3つに分類されると考えています。
フルリモート、週2、3出社するセミリモート、そして従来の出社型ですね。
そうですね。
フルリモートについては更に2種類に分けられます。
勤務先に通える場合と、地方在住などで通勤が出来ない場合です。
求人としては、後者の通勤できない方のフルリモートでの案件が劇的に減少したと感じています。
なぜでしょう?
やはりいざという時にも出社ができない、作業実態が見えにくいというフルリモート環境は、顧客側にとって管理しにくかったり、お仕事を任せにくいという不安が多少なりともあるのだと思います。
セキュリティ的な観点からリモートでは難しい場面がありますか?
肌感になりますが、その点はあまり追及されていないように感じます。もちろん結合テスト工程やNWの構築作業など、現場でしか対応できないという作業はあります。
KAMINGのリモートワーク率はどの程度ですか?
KAMINGは、フルリモート、セミリモートを合わせて、7割がリモートワークをしています。
リモートワークは増えているように感じます。
残念ながら、フルリモートの案件は確実に減っています。しかしながら希望される方は変わらず多いです。
求職者と企業のニーズにギャップがある印象ですね。
システム業界は依然として売り手市場ですので大手求職サイトにはフルリモートを謳った記事が多く見られますが、数年かけて徐々に減っていくと考えています。
そんな中でもフルリモートので働く方はいるのですよね?どんな方でしょうか。
まず報告、連絡、相談といった業務に必要なことがしっかりとできる方です。コミュニケーション能力が高い方とも言えます。現場で求められることを確実に提供出来ているので、変な言い方ですが出社してなくても誰も何も言わない。信頼ですね。信頼を勝ち得ている方は自然とリモートワークになっていることが多い印象です。
システム業界を未経験でリモートワークを希望される方はいますか?
いらっしゃいます。仕事は人生の中でたくさんの時間を費やすものなので、なるべくご希望に沿った案件をご紹介したいところですが、実際はやはり難しいかなと。ぜひ経験を積んでリモートワークを獲得してほしいです。
リモートワークで使用するツールなどは増えましたか?
はい。ChatworkやTeams、Slack、Asanaなどですね。GoogleやZoomでのオンラインミーティングも一般化したと思います。
PCを使用して働く時代になってからずっとですが、文字でのコミュニケーションが増えた。ですので、文章力・言語化能力は確実に求められるスキルだと考えます。
プログラムも論理的思考が重要だと聞きます。
はい。そういった意味でも自分の意志や考え方をきちんと言語化、文章にできる人材は求められると考えます。
最近のSES業界事情はいかがでしょうか。
M&Aが増えていますね。システム業界全体が拡大していることもあって、エンジニアの確保が難しくなりました。必然的に上場企業を中心にM&Aが増えています。
どの程度の規模の企業が買収対象となるのでしょうか。
100人くらいまでの規模の企業が多いと感じていますが、10人くらいの企業も対象となっているようです。
ええ!それですと、適当に10人集めて会社を作ってすぐ売却みたいなこともありませんか?
ハハハ。確かに未経験の方を集めて家電量販店でスマホ販売を担当させたり、コールセンターでしばらく働いてもらいながら簡単なプログラミング研修をして、経験者が在籍していますよみたいな売り方もできてしまうと思います。しっかりと有識者によるデューデリジェンスを行う必要がありますね。(笑)
KAMINGにもM&Aのお誘いが来るのでしょうか。
はい。週に2、3通はお手紙をいただきます。最近は手書き風なDMが流行っています。かなり開封率が高いのだそうです。
会社を売るですか・・・。社員にとっては少し恐ろしい話ですね。
そうですね。ある日、自社が全く知らない会社の傘下に入ったと聞かされることもあるかもしれません。M&Aももちろんビジネスですのでそれが悪いということではありません。実際、上場企業の傘下に入れば、社会的信頼が得られるメリットはあるかも知れませんね。ただしそれまで培ってきた社風は大きく変わってしまう可能性はあります。
KAMINGも100名を超える企業ですよね。会社売却は考えていないのですか?
今のところ、全く考えていません。
やっぱり創業の想いがあります。起業して、皆で頑張って案件を増やしたり、制度を作ったり。自らで始めたからこそ会社への想いがあります。安易な売却というのは全くないですね。
社員の顔が浮かぶみたいなことでしょうか。
もちろん、それもあります。
すべての企業がそうとは限りませんが、買収側の企業は当然自社の案件を担当してほしいなどと意図があり、そうなると社員は希望していない作業にアサインされてしまうこともあるわけです。これはKAMINGが掲げてきた「エンジニアファースト」とは異なる方針で、今までは案件や働き方を選択することを通じて、従業員の信頼に応えてきました。それをなし崩し的に裏切るような形には絶対に持っていきたくないですね。
求職者さんが企業選びで気を付けることはありますか?
さすがに面接を受けてその企業がM&Aされるかどうかの判断はできないと思います。
ただ、その企業や社長がどのような考え方を持っているのか、今後の方針みたいなものを聞いてみたり、調べることは大切ではないでしょうかね。
なるほど。
インボイス制度の影響はいかがですか。
世の中的には登録番号取得の件でフリーランスの方が困ったりしたと思います。
KAMINGには特に影響はないです。社員もフリーランスも同等の待遇です。登録番号も求めません。
消費税の仕入税額控除が受けられませんよね?
はい。基本的には社員もフリーランスも、なるべくシームレスにやろうという考え方ですので、現状、なるべくエンジニアに手間がかからないように進めています。
なるほど。納得。
システム業界の求人で変化はありますか?
そうですね、求人は増えています。
やはりコロナ禍の緊急事態宣言が発令された時期は一時的に減りましたが、その後はテレワーク環境の充実などで増え続けています。
DXやAI、クラウドなどITに関する用語がよく聞かれるように、企業も多数のサービスを開発しているので、システム業界は相変わらずの人手不足です。
案件内容についてはいかがでしょうか。
高いスキルを求められる案件が増えました。
そうなると、対応が難しい方もいらっしゃるのではないですか?
そうですね。KAMINGでは現場で学んでもらうことを基本としていますので、信頼関係のある顧客から育成枠としてお仕事をいただいたり、拡張性のある案件をチームで受けて経験を積んでもらっています。
高いスキルを持った社員と同じ現場で学ぶ方が効率的ですよね。
神崎さん個人のトピックスはありますか?
視力が回復しました。
ほうほう。どんな治療をされたのですか。
目には水晶体、すなわちレンズのようなものがあって伸びたり縮んだりしてカメラのようにピントを合わせています。その伸縮を担う筋肉を鍛えます。目の周囲に電気を流したり、わざとぼやけたものを見たり、要は目の筋トレですね。老眼にも効果ありです。※人によって効果は変わります。念のため。
パソコンやスマートフォンで疲れた現代人、特に目を酷使するエンジニアには良いですね。
はい。実はそう思ってそのクリニックさんに社員向けにオンライントレーニングを依頼しました。
目を酷使する仕事をしていて、中には緑内障になってしまう人もいますので、これは絶対やりたいなと。
お昼休みの15分だけですが。なかなか評判が良かったです。
それはいいなあ。私も体験したい!
ところで神崎さん、視力はどのくらい回復しましたか?
はい。1.5だったのが、1.9になりました。
そもそも目がいい!(笑)
視力回復というよりも視力向上でしたね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ!花粉症はヨーグルトで治る!と信じている!フローデザインです!
フローデザインはデザインの仕事をしておりますので、名刺やチラシ、ポスター、冊子、WEBサイトなどなど、なんでもご依頼ください。
と、今回もしっかりURL掲載 https://flowdesign.tokyo/
今回はテーマを設けずに昨今のシステム業界のお話を伺いました。
この数年間で在宅ワークなど新しい働き方が定着しました。とは言え、しっかりと責任感をもって働くことが第一に大切だなと感じました。
そして転職をご検討の皆さん、神崎社長は会社を売らないそうなので、安心して働けますよー。なんつて。
この記事を読んでいただいた方が、神崎さんと出会ってお話する機会がありますように。
稚拙な文章、失礼いたしました。
以上、フローデザインでした!