SES業界で躍進を続ける株式会社KAMING。「エンジニアファースト」を掲げ、法人向けにシステム・エンジアリング・サービス（システム開発支援）を行うのがKAMINGです。多様化するシステム業界でお客様をサポートするために様々な施策を提供しています。拡大する事業の中でその屋台骨を支えているのが松下亜莉沙氏です。KAMINGの重要なキーパーソンである松下氏に同社に入社した経緯や業務内容をお伺いしました。
やりたいのは人事。だから転職。
大学を卒業してからずっと人事の職に就きたいと考えていました。前職は人材サービスの営業をしていたのですが、社内で人事職への配置換えは難しいと考えていました。実際は配置換えも可能でしたが、大きな企業でしたので部署内で業務が細分化されていました。面接、説明会、入社手続きなどですね。私はすべてやりたかったと言うとかっこいいのですが、今後の自分の市場価値を考えると人事という業務のすべてを把握し経験したかった。私は転職を決めました。
KAMINGを選んだのは新宿から近いこと。それとお金を持っている会社だからです。社長がケチじゃないところですね(笑)。弊社代表の神崎はそのあたり私の希望に合いました。そういう印象を持ったというのが正しい言い方でしょうか。面接では3時間じっくり話をしたのを覚えています。その場で内定をいただいたのも、即断即決で好みでした。地元が近かったり、同じ某焼肉店で働いていたことも共通点として安心できたのかもしれません。初めての神崎の印象は写真加工していない人です。公式サイトと同じ顔でした(笑)
知りませんでした。システムのこと。
KAMINGでの通常業務はスカウト。スカウトメール作成に1日の半分くらいをかけています。弊社の特徴でもありますが、定型の文章は使いません。私が心がけているのはエンジニアの方の良いところを3つ見つけること。経歴やプロジェクト経験を拝見して作成します。本当に我社に来てほしい方にご連絡差し上げているので真剣に考えています。私たちが特別な方だと思っていることを感じてほしいです。
私は入社当時システムのことはほとんど知りませんでした。基本設計、詳細設計の違いって何？といった感じです。後に社員の方にお話を伺ったりして覚えていくわけですが、今も学ぶことは多いです。システム業界は誰でも入れるイメージを持つ方が多いそうです。確かに人手不足です。しかしながら、受託や上場企業の子会社に案件が流れていくことも多いので、業界で生き残っていくためには企業としてより良い人材の提供が求められます。私たちも一緒に働いていただける方の人柄や経験をしっかり把握して成長につなげたいと考えています。
あなたに会いに行きます。
「最近どう？」
私のもう一つ大切な業務です。エンジニアの方とお会いしてお話を伺います。弊社にはLINEグループサポートもありますが、会いに行って直接お話しするところも特徴です。会って話さないと伝わらないこともありますよね。
弊社には「R&C」と「Compass」というサポートがあります。
「R&C」は、Review＆Creation（評価と創造）。代表、人事、営業で、各エンジニアの置かれている状況、プロジェクト状態、本人の満足度、キャリアの方向性を検討、フォロー内容を決定します。
「Compass」は、R&Cで検討した内容をもとに、エンジニアと相談をします。ここでヒアリングした情報・意見を次回のR&Cで再度検討します。緊急度・重要度の高い内容であれば、即日共有し、対顧客へのアクション、営業や代表と再度検討します。
これはKAMINGの「エンジニアファースト」の考え方に基づいています。常にエンジニアの方へのサポートを循環させます。
仕事のことだけでなく、好きなことや愚痴なども話します。エンジニアの方それぞれの想いが聞けたらと考えています。ほったらかしには絶対にしない。だから会いに行きます。
会社のことわたしのこと。
会社のことを語るならば、KAMINGは風通しの良い会社です。やりたいことをすぐに伝えられる。社長とすぐに話せる。個別でもLINEグループでもつながれる。他社にはない環境だろうと思います。社内制度的にはまだまだ整えていかなければならない課題はあります。給与や待遇など会社に対しての気持ちはそれぞれですが、心変わりしてるとかしてないとかは一旦置いておいて、転職前にやりたいと思ったことが私は今できてる。そういう意味でKAMINGに入社して良かったと思っています。
十八歳の頃から仕事も遊びも新宿。趣味はヨガや読書です。現在、産業カウンセラーの資格取得に向けて勉強中です。エンジニアの方がストレスなく仕事が出来ればと考えています。皆さんとお会いしてお話しできるときが来ますように。
