どうも!フローデザインです。
今回はこのテーマ!「システム業界での精神疾患の方の雇用って実際どうなの?」です。
はい。よろしくお願いいたします。
そもそも精神疾患とはなんでしょう。
精神疾患?精神障害?精神病?
勉強不足ですいません。
精神疾患を病名として単独で使うことはあまりないようです。
疾患の分類でいうと、アルコール依存症、統合失調症、うつ病、適応障害などです。
実際どういった症状なのでしょう。
倦怠感があったり、気持ちが上向きにならなかったり。少し調子が良い日もあるかと思いきや、また落ち込んでしまう。それを繰り返してしまいます。
どこかに行こうとして電車に乗る前に気分が悪くなってしまうなどでしょうか。
そうですね。
症状は人それぞれで、頭痛、めまい、吐き気、腹痛、下痢など肉体的にも大きな影響があります。
特に発症している部位に深い意味はないので、病院で検査したとしてもあまり異状が見られないのが特徴です。
辛いですね。仕事に行けなくなってしまう。
はい。よくあるのが、夜に眠れないことです。
夜12時にお布団に入ったとしてもずっと寝れない。しかし朝5時くらいにいつの間にかふっと寝てしまう。ハッと10時頃に目が覚める。
「やってしまった!遅刻だ!」と思うけれど、罪悪感ですぐに会社に連絡できない。まずいなと感じているうちに二度寝をしてしまって午後に再び目が覚める。といった調子です。
その頃には罪悪感が強烈で苦しくなっている。こういったことが音信不通と誤解されてしまいやすいのです。理解されにくいことから、そのまま会社を退職となる原因にもなっているようです。
業界的なお話はありますか?
システム業界の構造的と言いますか、案件毎に環境が変わることです。
他ではあまりないですよね。人間関係も含め環境に馴染めないと心を病んでしまう。
そうか。案件毎に場所、人、仕事内容が変わりますものね。
自身がその現場でうまく立ち回らないと、多大な納期遅れになるとか、顧客に詰められてしまうなど、プレッシャーもうまれます。
なるほど。
根性論だけで仕事をするという時代はもう古いと思います。
プロジェクトマネージャーとのコミュケーションがうまくいかず、炎上してしまったり、急な対応を求められたり、納期遵守が長時間労働に繋がっている場合もあります。責任感が強い人ほど一人で抱えこみ相談をあまりしませんので、やはりストレスを抱えてしまいます。
会社は、こういったことの解決に積極的に関与していく必要があると考えます。
案件や現場が合わない人もいると思います。
そうですね。
責任感がある強い人ほど、自分ひとりで何とかしようとする。
遠慮せずに会社に相談してほしいです。
本人だけじゃなくて会社側にも責任がある。
その方に合わない、辛い環境下で仕事をさせている。だから営業や人事、経営者も含めて、社員の話を聞きに行く姿勢が大事だと考えています。
KAMINGに精神疾患を抱えている方の応募はありますか?
はい。比較的に多いのではないかと思います。
我社は採用実績が多数あるので、応募がしやすいと聞きます。
あえてお伺いしますが、心の問題で辞めた方を雇いにくくないですか?
雇いにくくないと言えば、嘘になります。
お客様の業務を責任をもって受託する一方、担当者の急な離職は企業としてリスクを負うことになります。
我社でも入社してすぐに辞めてしまった方もいました。
KAMINGで言えば約2割程度の方は1~2ヶ月内に再発して退職しています。理由は電車に乗れなくなってしまったなどですね。
だからと言って、業務で活躍できないということでは全くないのです。実際に残りの8割の方はしっかりと業務を遂行しています。
8割も元気に働いているのですね。
彼らが疾患を抱えてしまった理由を聞くと、大なり小なり企業・現場にも責任があります。
会社に貢献している中で起きたことなのに使い捨てのようになってしまうのは、あまりにも悲しいですよね。
まずは話を聞くことから。
どういった現場、どんな症状だったのか、原因がはっきりと分からなくても話を聞けば、これからどうすべきか解決の糸口が見えてきます。
就労移行支援事業を始めたと伺いましたが、障害を抱えている方向けですか?
はい。
精神疾患を抱える方向けに就職支援をする、働くための技能を身に着けてもらう。他にも面接の対応や生活改善、自己理解のお手伝いなどをします。健康管理や人間関係などのご相談も伺います。
なぜ就労移行支援事業を?
当社に復職した方の約2割が再び離職しています。
そうなると、なかなか仕事と関われずに企業や社会との関係も途切れてしまいますよね。
しかしながら、もうちょっと長い目で人生を見れば、できることがたくさんあるのです。
我々はそう考えています。
システム業界で苦しんだ方がいたら、また戻ってきてほしい。
精神疾患を抱える方向けにもっと貢献したいと考え、事業をスタートました。
就労移行支援はカウンセリングなどとは違うのですか?
カウンセリングのようなものはありますが、ここではある程度の体調が回復した後の就労移行をサポートをします。
なるほど。就労移行支援事業所の話もまた伺いたいです。
2024年3月に開業したばかりですが、早速皆様ご利用いただいております。またお話しさせてください。
精神疾患を抱えていても諦める必要はないですよね?
はい。なかなか話しづらい事だと思いますが、ぜひ相談してほしいです。ご遠慮なく。
一緒に働きましょう!
さあ!今回も元気一杯フローデザインです!
フローデザインはデザインの仕事をしておりますので、名刺やチラシ、ポスター、冊子、WEBサイトなどなど、なんでもご依頼ください。
と、今回もしっかりURL掲載 https://flowdesign.tokyo/
今回はテーマは精神疾患を抱える方の雇用について伺いました。
仕事だけではありませんが、心を病んでしまうことがある世の中です。哀しいことです。
フローデザインは仕事が人生のすべてではないと思います。でも仕事もなかなか楽しい!
働きたいけど難しいと思っている方は、周囲の人や支援団体、制度を利用するのも良いですよね。うまく言えませんが元気に頑張りましょう!
そして転職をご検討の皆さん、神崎社長は使い捨てにしないそうです。くー。
この記事を読んでいただいた方が、神崎さんと出会ってお話する機会がありますように。
稚拙な文章、失礼いたしました。
以上、フローデザインでした!